自費出版をしてみよう
同人誌と自費出版はよく混同されていますが、別物です。
両社ともアマチュアが個人的に出版する事を意味しますが、同人誌は二次創作の作品であり、自費出版は基本的にオリジナルの作品を出す事となります。
また自費で本を制作した方が品質が良いものが出来上がります。
更に同人活動とは違い、公に社会へ向けて作品を堂々とPRすることが出来ます。
オリジナルの小説や自叙伝なので、広く世間の人々にPRすることが出来、同人活動とは違い正々堂々とメディアに載せられるのも利点です。
自費出版と同人誌の違いとは
同人誌と自費出版は時々混同されます。
両方ともアマチュアが個人的に出せる本、という意味合いでは同じなためかもしれません。
しかし、前者と後者は基本的に別物です。
同人誌は同人活動の一環で印刷される本です。
海賊版というわけではありませんが、既存のアニメやゲームのキャラ等を題材にした二次創作の作品です。
そのため、既存の書店や流通には乗らず、あくまで限定的に楽しまれるコンテンツです。
一方で自費出版は作者が自腹で出版する点以外は、既存の出版と同じです。
同人誌は基本的に二次創作ですが、自費出版の方は原則として全てオリジナルの作品となります。
また製本の品質が非常に良く、見た目では一般的な書籍と大差ない、豪華絢爛な一冊が作れます。
セルフパブリッシングと自費出版の違いとは
巷でよく聞く自費出版とセルフパブリッシングとは実は全然違うものです。
簡単に説明すると、出版社が仲介するかどうか、ということになりますが、出版社が仲介して自分が書いた本を製本してくれるので、お金を払って世に出してもらうのが自費出版です。
セルフパブリッシングとは、出版社の仲介を挟みませんから、同じ自腹を切って本を出すのであればこちらの方がメリットが多いのです。
例えば自分で全てやった時には、印税は100パーセント自分のものになり、意思決定してからすぐに行動を起こすことができ、編集者とのいざこざがなくて自分の好きなデザイン、好きな内容で本を作ることが出来るのです。
出版社にお願いする場合、意思決定してから3ヶ月から半年はかかることが普通ですが、自分でやるのでそれは関係ありません。
また、バーコードを取得できるので流通に乗せることができます。
流通に乗せることが出来たなら売れれば利益が出ますから、初期コストに対して利益を出すことが容易です。
極端に安く、そして多くの部数を発行することも出来ます。
例えばブログなどを通してすでに世間に売り込む方法を持っているのであれば、書店に置いてもらう必要はありませんから売りやすくもなるのです。